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執筆者の写真Master

面接の目的について

更新日:7月2日

・面接で何を聞けばよいかわからない。
・質問の引き出しを増やしたい。
特に採用に不慣れな企業や担当者だとそんなお困りありますよね。
そこで今回は理想的な面接についてお伝えしたいと思います。
※当社では採用代行実務の一環として面接代行を実施しています。


まず、面接の目的は大きく2つ。 『ジャッジ』と『動機づけ』 です。

そして、Ⓐジャッジは(Ⓐ1)テクニカルスキルのジャッジと(Ⓐ2)ヒューマンスキルのジャッジ Ⓑ動機づけは(Ⓑ1)転職理由の払拭と(Ⓑ2)価値観・考え方に沿った口説きに分けられます。


【Ⓐジャッジ】

1)テクニカルスキルのジャッジ

専門知識や技術、資格についてです。例えば、プログラマーならプログラミングの知識が必要ですし、営業職ならお客様とのコミュニケーション能力が重要です。主に過去の実績についてヒアリングをすることでこの面を確認します。


2)ヒューマンスキルのジャッジ

いわゆる人柄や行動特性についての確認です。その人が会社の文化や方針に合っているかどうかを見極めます。例えば、チームでの協力を重視する会社では、一人で仕事を進めるのが好きなタイプの人材は合わないかもしれません。


そして、面接は会社の魅力をアピールするチャンスでもあります。優秀な人材は他の会社からも声がかかっていることが多いので、自社の良さを伝えて「ここで働きたい」と思ってもらう必要があります。これは給料や福利厚生の話だけでなく、会社のビジョンや将来の方向性、そして候補者がどんな役割を果たせるのかを具体的に伝えることが重要です。候補者が自分のキャリアと会社の未来がリンクしていると感じられると、入社への意欲が高まります。


【Ⓑ動機づけ】

1)転職理由の払拭

候補者は何かしらの「不満」があるからこそ転職を考えています。

給与の不満、人間関係の不満、やりたいことができない不満…
転職理由をしっかりと押さえ、ウチでなら払拭できるということを、その理由と共に伝えなければ自社に転職する意味がありません。

2)価値観・考え方に沿った口説き

口説きには一貫したストーリーを描くことが大事です。候補者の経験やスキルが会社のビジョンや目標にどう繋がるかを見せることで、候補者の魅力を最大限に引き出します。

同時に、候補者にも自分が会社でどんな風に活躍できるかを具体的にイメージしてもらい「ぜひやりたい!」と思ってもらうことが重要です。



面接は、単なるチェックリストではありません。会社と候補者の双方が理解し合い、共に成長できるかどうかを探る大切な場です。採用担当者は、面接を通じて候補者の能力や意欲、価値観をしっかりと見極め、自社の魅力をしっかりと伝えることで、最適な人材を見つけることが求められます。

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